【マレー半島縦断】日記編・6/17 博物館と1人の夜

Malay Peninsula -June 2007

対岸にある最寄りの船着き場から
渡し船に乗り、国立博物館へ。

女性のパース以外のカバンは
預けなきゃいけない、ということで、
財布片手に博物館を回ることに…。

まずは、タイの歴史から。

タイは、周辺諸国のタイ語を話す人が
集まって出来た国なんだそうです。

そういや、タイのこと何も
勉強せずに来たなぁ。

新しい空港のことも知らずに来たくらいですからw

じっくり読めばかなり詳しいことが
書かれていたと思うのですが、
なんせ疲れていたのでじっくり読む気が起こらず。

ま、なんとなーくこの国の成り立ちが
わかったようには思います。

日本と似たような感じ(単民族国家)かと
思っていたのですが、
どうやら日本よりは多民族国家なのかも?

やっぱり島国と同じようにはいかないようです。

タイの伝統的な建築様式で建てられた
本館へ移ると、各部屋ごとに
様々なものが飾られていました。

王様が象に乗るときの台座なんかもあれば、
宝飾品もたくさん。

全体的に、王室がらみの
豪華なものが多かったように思います。

その中で私が一番凄いと思ったものは、
象牙の彫り物。

言葉だけで説明するのは難しいけれど、
外側は透かし彫りになっていて、
その中に仏陀が彫ってあるのです。

もちろん一つの象牙から彫ってある
ものなので、外の透かし彫りの隙間から
中の仏陀を彫ったのでしょう。

まさに芸術!

この博物館は、客も少なく、
係員ものんびりしていて、
座り込んで絵を描いている
学生さんなんかもいたりして、
バンコクの街中の喧噪が嘘のように、
すごくゆったりとした時間が流れていました。

博物館を出て、歩いて宿へ。

シャワーを浴びて、
マーケットで買ったワンピを着て、
再び外へ出て辺りをブラブラしていると、
いくつかの屋台が出ているところを
通りがかりました。

お昼抜きだったからか
お腹もすいたなーということで、
陽も暮れないうちから夕食をとることに。

体が水分をほしがるのか、
クイッティオに妙に惹かれました。

ナンプラーをちょこっと放り込みながら、
ズルズル。

あっという間に晩ごはん終了。

なんとなく1人が寂しくなってきていたので、
バーとか行けば誰かとしゃべれるかな〜
なんて思って探してみるものの、
やっぱり1人では入りにくい感じ。

歩き回ってる間に疲れてくる。

そうこうしてる間に、
カオニャオ・マムアンという、
もち米にマンゴーを乗せて
ココナッツミルクをかけたデザートを発見し、
思わず道端でいただきまーす♪

…うへ。お腹いっぱいで苦しい。。。

もう誰かとしゃべることは諦めることにして(笑)、
古本屋で読みやすそうなペーパーバックを買い、
宿の向かいのレストランでシェイクを飲みながら読書。

これもまた、1人旅って感じ?w

シェイク2杯分居座ってたけど、
いい加減疲れたので部屋へ戻り、
ごろっと横になるとウトウト、
寝てしまいました。

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国立博物館でタイの歴史に触れたことがきっかけで、
後日、「タイ検定」3級を受検しました。

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