【マレー半島縦断】日記編・6/20 国境越え

Malay Peninsula -June 2007

朝起きて、またユウキくんとたわいもないおしゃべり。

しばらくすると、国境の駅
パダン・ブサール駅に到着しました。

ここでタイ→マレーシアの出入国手続きを行います。

荷物を持って一旦下車し、駅舎の中へ。

まずはタイのイミグレーション窓口です。

空港のようにウェイティングラインがあるわけでもなく、
荷物を持ったまま、ずらずらっと並びます。

一見して外国人旅行者が多いのがわかります。

私の番が来てパスポートを差し出すと、
おっちゃんがにこやかに受け取ってくれました。

手続きが終わり、パスポートを
差し出したおっちゃんは、
「ユウコ、ナマヘ、アナタ」とニコニコ。

のんびりしてるわ〜。

あまりにのどかで笑えます。

出国手続きが済むと、
駅舎内をぐるっと回って、
今度はマレーシアのイミグレーションへ。

こっちのお姉さんも
すごくにこやかでいい感じ。

20数時間も列車に乗って国境を越える人なんて、
ほとんどが物好きな旅行者なんだろうなぁ。

マレーシア入国手続きが終わると、
ホームへ戻ってまた同じ列車に
乗るようになっています。

乗り遅れたら大変、と
さっさと乗り込んだものの、
1時間くらい全然発車せず。。。

乗客は50人もいなかったような感じで、
彼ら(出入国管理官)はこれだけが
仕事なのかなー?なんて思いながら
列車の出発を待っていると、
ホームの向こう側に反対向きの列車が到着。

クアラルンプールからハートヤイへ向かう列車です。

この列車の乗客は、私たちとは反対向きに、
まずはマレーシアのイミグレーションを通過し、
その後タイのイミグレーションを通過して、
また元来たホームへ戻ります。

この駅を通る列車は、時刻表によると、
私たちの乗っていた 8:20バタワース行き、
反対側に到着した 9:47ハートヤイ行き、
そして 16:45のKL行きとバンコク行きの1日4本。

イミグレーションの人は、
きっとこの街の住人で、
朝と夕方だけ仕事しにくるんだろうなー。

向かいの列車を1時間以上待っていたのは、
もしかして乗組員がタイとマレーシアで
入れ替わるのかな?と思ったりもしたのですが、
そうでもないようで、
アンダーシャツ1枚のラフな格好をした車掌さんは、
結局バタワースまで乗っていました。

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人生初めての、鉄道での国境越え。
ゆったりと流れる時間が何とも言えませんでした。

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