【マレー半島縦断】日記編・6/19 マレー鉄道の旅

Malay Peninsula -June 2007

いよいよ出発時間が迫ってきたので、
列車へ乗り込みます。

5番ホームに停まっているのが、
マレーシアへ向かう国際列車。

駅員さんはみんな親切に「何号車?」
「どのシート?」と聞いてくれます。

英語もできるし、この辺は日本以上といった印象。

無事、自分の座席に辿り着き、ほぼ定刻通りに出発。

この列車は、通路を挟んで両側に
2人掛けのシートが向かい合っていて、
つまり4人分の座席があるものの、
そこに座る乗客は2人だけ。

寝る時は向かい合ったシートが
下の段のベッドになり、
上の段のベッドは日中は折り畳まれています。

そしてどうやら私の上の席には誰もいないようで、
なんと1ブースを独り占めできました。

出発して少しすると、食堂車のスタッフが
夕食の注文を取りにきました。

メニューは3〜4種類あり
(でも内容はほとんど同じ)、1人前150B。

指定した時間に席まで持ってきてくれるみたいです。

思ったほど高くなかったので、
これを食べることにしました。

通路の向こう側の席の、
中国系のおじいちゃんも注文してたし。

そのおじいちゃん、その後すぐにうたた寝を始め、
ガンガンに効いたクーラーで風邪を引いたのか、
大きなくしゃみをして目を覚ましました。

そして、寒そうに作業着のような
上着を着てまたうとうと。。。

見ていてかわいかったですw

私の前のブースには欧米人、
その通路を挟んで反対側、
私から見て斜め前には、
地元民っぽい中国系のおばちゃんと、
日本人っぽい男のコ。

スウェットのパーカを着込んでいて
荷物も少なく、旅慣れた様子。

しばらくして聞こえてきた欧米人との会話で、
「China」という言葉が聞こえてきたので、
あー中国人かーと思っていました。

向かいに人がいないのは、ゆっくりできていいけど、
会話の相手もなくてちょっとつまらないのも確か。

車窓からの写真を撮ったり、地球の歩き方を読んだり、
そんなことをしていると斜め前の中国人が通りがかり、
「あとで地球の歩き方貸してもらえませんか」

…日本人でした!笑

その後、食堂車にてお茶をしながらおしゃべり。

彼 — ユウキくんは現在、アメリカ留学中らしく、
長い夏休みを利用して旅行中とのこと。

ガイドブックも持たずに小さなバックパック一つで、
友達を訪ね歩いてるとゆー旅のスタイル。

ペナン以降の予定は特に決まってないらしく、
日曜日にシンガポールに着いていればいいのだとか。

羨ましい限りです。

結局、夕食も私の席で一緒に食べたり、
今まで撮った写真を見せ合いっこしたり、
就寝まで退屈することなく過ごせました。

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念願の、マレー鉄道の旅が始まりました。
オーストラリアでも大陸横断鉄道に乗ったし、
実は「海外乗り鉄」な私w

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